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天然木と人工木の違い

2015.12.21

 

 

天然木は、昔から建築材料や家具など様々なところで使用されていますが、こと屋外での使用になると場合によっては不具合が生じることもあります。

 

たとえば、エクステリア材として、庭やベランダのデッキ材やフェンス材として、使用されることが多いですが、白蟻による被害によって腐食してしまったり、また1~2年で白色に変化してしまいます。そうなると塗り替えが発生し、1~2年ごとに塗装となると費用も時間もかかってしまうのが現状です。またささくれも発生し、素足で歩くのは危険です。

一方、プラスチック材料は、優れた生産性、成形性、安定した品質を特長とされていますが、完全なる工業製品の為、自然の風合いがありません。

 

 

そこで、うまれたものが人工木材(英語名は:Wood Recycle Prastic Composite、木材・プラスチック再生複合材の意 )です。

人工木の定義は、メーカーにより異なりますが、昨今の主流は、リサイクル樹脂と使用済み木材を粉々にした木粉を混ぜ合わせ、押し出し成形したものが大半です。建築廃材等の未利用資源を使用しているので、使用した後も粉砕し何度でもリサイクルができ、循環型社会の実現に向けて、建築・住宅分野でのリサイクル率向上に貢献できる次世代型環境配慮素材として注目されてきています。

 

※メーカーによって、樹脂と木粉の配合の比率が異なります。また、樹脂の種類もポリプロピレン、ポリエチレン、ABS樹脂など様々で、メーカーごとにどの樹脂を使用しているかは異なります。なかには、木粉は配合せず、発砲樹脂のみで作られたものもあり、それも人工木材と呼んでいるところもあります。また人工木材の名称は、メーカーによって異なり、再生木、樹脂木、プラスチック木などと呼ばれたりもします。

現在のところ、厳密な定義はないようです。ちなみにエコモックはポリプロピレンと木粉を50対50程度で混合したものです。

 

 

 

では、天然木と人工木を比較した際、果たしてどちらがよいのでしょうか?(ここではエクステリア材としての検討になります。)
 

正直に申し上げると、天然木と人工木を比べると、双方にメリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いとはいえません。

 

たとえば、天然木の良さは、なによりも自然で温かみがあります。近年、人工木材の木質感は飛躍的に向上していますが、横に並べて比べるとやはり本物の木には劣ります。

しかし、人工木材は上記であげたように腐食しにくく、色落ちも天然木と比較すると格段に少ないのでメンテナンス性が非常に良いです。また、人工木の場合、ビス頭が見えないきれいな仕上がり(ノンビス工法)が可能で施工性・仕上がり&使い勝手は人工木に軍配があがります。(メーカーによって工法は異なります。人工木材エコモックはノンビス工法が可能です。)

 

 

結論的には、施主様の好みと言って過言ではないでしょう。自然な風合いが好きで、1年ごとに色の塗り替えをしたり、腐食して脆くなってしまってもそういうものだと思える方には、天然木がおすすめですし、メンテナンスが苦手で、経年後も不具合が少ないほうが良いという方は人工木がおすすめです。

 

デッキ選びの参考に少しでもなれば幸いです。

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